大阪ガスと双日がベトナムで天然ガス供給事業を展開するために設立した「双日大阪ガスエナジー（ＳＯＧＥＣ）」は、同国の即席めん最大手の「エースコックベトナム（ＡＣＶ）」との間で、天然ガス供給契約を締結した。主要２工場の石炭ボイラーをガスボイラーに切り替え、二酸化炭素（ＣＯ２）排出量を削減する。低炭素技術を途上国に提供し、その成果を二国間で分け合あう「二国間クレジット制度」を活用しており、日越両国のＣＯ２削減に貢献する試み。ＳＯＧＥＣにとっても、初の個別企業大手への供給案件となった。