【文化】電動ボードは普及するか 【10面】
米国や欧州の主要都市で新しい移動手段として普及している電動キックボード。日本でも複数の企業がシェアサービスを展開しようとしている。過疎地の新しい移動手段になりうると期待されているが、本格普及には規制緩和が必要だ。
欧米の都市ではシェアサービス用の電動キックボードが置かれているのを多く目にする。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンで電動キックボード(機体)のQRコードを読み取れば利用できる。利用時間に応じた料金は、アプリに登録したクレジットカードで支払う。
最高速度は約20㎞/h。フル充電で平地なら60㎞移動可能だ。自動車や自転車に比べ駐機スペースが格段に小さくて済むことが利点だ。