透明化へ国が指針/LP流通WG取りまとめ 【6面】
経済産業省資源エネルギー庁は4月28日、総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)資源・燃料分科会石油・天然ガス小委員会の下部組織として設置した「液化石油ガス流通ワーキンググループ」(WG、座長=橘川武郎・東京理科大学教授)の第3回会合を開催した。自由化により垣根を超えたエネルギー間競争が激化する中で、LPガスが消費者から選択されるエネルギーとなるためになすべきことについて審議を行った。取引適正化の徹底や料金の透明化を促進することなど審議会で得た方向性に沿って国がガイドラインを作成することなどを盛り込んだ報告書を取りまとめた。5月17日開催予定の資源・燃料分科会で報告する。