![【警報器特集】(2)警報器普及の取り組み](https://www.gas-enenews.co.jp/wp-content/uploads/2022/05/20220516-tokusyu-part-3-pdf-scaled.jpeg)
アンケートで回答のあった各事業者のガス警報器の普及に向けた取り組み内容、小売事業者がスイッチングで変更になった場合の対応を掲載する。
●東京ガス
業務機会時に警報器設置有無を確認し、設置されていない顧客へは積極的に設置提案を行っている。また、交換時期にはダイレクトメール(DM)送付や接点機会活用による更新の案内を行うことで、普及率の維持向上に努めている。
火災警報器の設置義務化から10年が経過したことを受け、消防と連携して満期取り換えを勧めるチラシを配布することにより、火災警報器に加えてガス警報器の普及に努めている。
●大阪ガス
家庭用=供給エリア内の警報器の普及率は約50%で推移。警報器のさらなる普及拡大に向け、DM送付など有効期限を迎えた警報器の更新率向上や開栓時の新規取付促進、定期保安巡回時のお勧めに注力している。2020年よりIoT機能を持つ警報器「スマぴこ」も発売し、普及率の向上を図っている。
業務用=09年1月より一酸化炭素(CO)センサー無償貸与施策を展開し、現在も無償貸し出しを継続することで、業務用厨房の保安・安全レベルの向上を図っている。
●東邦ガス
家庭用=機器販売時・修理時などにおける警報器の設置提案。有効期限を管理した上で、適切な更新提案。ガス展等のイベントにおける警報器のPR。
業務用=開栓後の新規設置巡回。更新期限を管理し、期限3カ月前より更新巡回。
●西部ガス
開栓時や法定点検時などの業務機会を利用し、新規取り付けと更新の提案を行っている。また個別に有効期限の2カ月前に期限切れのお知らせを送付し、取り換え提案も行っている。期限切れ未取り換えの顧客には別途アウトバウンドコール(顧客にアプローチするための電話)にて取り換えの提案を行っている。
販売店に対しては、警報器販売コンテストを行い意識付けも行っている。
●北海道ガス
特に有効期限切れ警報器の設置交換について、重点的に取り組んでいる。
●広島ガス
期限満了前の警報器については、顧客宛てに期満が近づいている旨の周知ハガキを送付して事前案内するとともに、継続設置の提案を行っている。未設置の顧客には、修理訪問等の接点機会を活用し、設置提案を励行している。他社警報器および期限切れの警報器を取り付けている顧客へ取り換え推進。
●仙台市
更新率向上に向けて有効期限満了前の事前電話連絡による案内を行っている。また、開栓時や定期ガス設備点検・メーター検満交換・保安出動などの顧客宅を訪問する機会を活用して警報器設置・期満交換を勧め、特に開栓時に設置されなかった顧客について、開栓2カ月後にDMによるフォロー案内を送付し普及率向上に努めている。
●北陸ガス
満期はがきの郵送。警報器設置促進チラシの活用。消防との「火災予防啓発の連携に関する協定」に基づくPR活動。
●静岡ガス
快適環境おしらせ機能付き警報器を主力として、取り付け期限到来時に不成約となっている顧客や開栓時に取り付けてもらえなかった顧客への直接訪問や電話での訪問予約などを行っている。
期限到来お知らせハガキに二次元コードを印字し、顧客がご希望日を直接入力できるような仕組みを採用した。新設営業部署とも連携し新たにガスを利用する顧客に対する案内も行っている。
●四国ガス
あらゆる訪問機会(開栓、機器販売、故障修理、定期保安検査、顧客巡回等)において、チラシを活用した声掛けの徹底を行い警報器設置の重要性をPRしている。満期更新においても同様に、重要性をPRした巡回活動および未更新の顧客への後追いフォロー、追跡を行い更新率向上に取り組んでいる。今年度は警報器の在庫不足のため、自社の在庫を考慮してできる範囲で取り組みを実施中。
●東部ガス
CO検知機能付きの警報器を主に警報器の普及促進を実施。新規設置を目的に、接点業務機会でCO検知機能の重要性を顧客に伝え、設置提案を実施。満期交換時にガス警報器からCO検知機能付きへのグレードアップの徹底を実施。メーカーとの商品知識、販売トークの勉強会の開催。
●サーラエナジー
家庭用は、開栓が多い毎年3~5月に警報器設置の徹底を図っている。業務用換気警報器は、業務用厨房を使用する顧客へのDMなどによる警報器設置の啓発活動を継続して実施している。
●武州ガス
顧客との最初の接点となる開栓時をはじめ、機器販売や修理時などに設置を勧めている。
●山口合同ガス
あらゆる業務機会を通じて、未設置や期限切れ更新の顧客に、設置・取り換えの折衝を行っている。また、新規設置や更新時には、複合型警報器の設置を勧め、保安レベルの向上・普及率アップに向けて取り組んでいる。
●大多喜ガス
あらゆる業務機会において、顧客に周知・提案を行い、普及促進を図っている。
●日本ガス
警報器普及促進の現場を担うサービスショップにおいて、「新規取付」と「満期取り換え」の二つのカテゴリでの目標数値を設定、毎月の営業活動並びに数値の見える化を行っている。
獲得件数に応じたインセンティブ制度を設け、普及活動への支援策として実施している。警報器申込手続きに関するタブレット端末での電子化を予定しており、現場業務の効率化を図る。警報器納期遅れについて引き続き情報を収集し、欠品商品へ対応する。
●岡山ガス
お求めやすい価格の「安心パック警報器」の制度を新たに創設し、開栓、法定点検、修理等の顧客訪問機会を利用して周知や、新規取付・取り換え促進を行っている。
●東彩ガス
開栓受付の際に、警報器取り付けPRを行っている。
●釧路ガス
開栓作業時や定期保安巡回、また漏えい出動時などの顧客との接点機会を捉えて未設置需要家へ設置提案、期限切れの顧客に取り換えと継続更新を図る。食品衛生責任者養成・実務講習会において警報器の重要性をPRする。
●旭川ガス
開栓の電話受付時に合わせ設置提案。定期保安点検訪問時に、期限切れや未設置宅には警報器の積極的な案内を行う。集合住宅のオーナーにオーナーリースを中心に各戸への設置を提案。更新は各顧客へDMと電話を活用し確実な取り換え案内を実施。電池式5年期限警報器を採用し、普及促進を図っている。
●滝川ガス
あらゆる業務機会において警報器の普及を進めている。また、有効期限満了需要家の警報器交換・再契約を進めて、普及促進に努める。
●美唄ガス
対策方針=今後業務用換気警報器の普及促進を進めていきたいと考えている。対策状況=ガス警報器については、期限管理を行い、計画的に取り換えを実施するとともにあらゆる業務期機会を通じ普及促進を進めていく予定。
●岩見沢ガス
顧客との接点業務が減少しているが、業務機会を活用してPRしていく。
●帯広ガス
検針時に配布するパンフレット、開栓時パンフレットで定期的、継続的にPR。インセンティブを付与したキャンペーンや警報器リース事業も展開。業務用換気警報器については毎年個別に案内を配布して設置を勧めている。
●苫小牧ガス
電池型警報器の採用によりコンセントの問題で今まで警報器を設置できなかった顧客に新たに提案できる体制を構築した。また、更新を迎える顧客にガス漏れ単機能から複合型警報器へのグレードアップ提案を実施している。
●室蘭ガス
引っ越しなど新規契約時、警報器普及パンフレットにて設置依頼のお願い。電池式警報器採用による普及促進PR実施。
●長万部町
定期的な広報掲載、法定点検時における普及促進活動。
●青森ガス
「ガスと暮らしの安心」運動期間に電池式ガス警報器や業務用換気警報器の特別価格キャンペーンを実施。家庭用に電池式ガス警報器のPR提案し、「コンセントがない」顧客などに取り付けを促進している。
●五所川原ガス
開栓時および定期保安調査等の顧客と対面時に取り付けをお願いしている。
●十和田ガス
当社では、ほとんどリース契約で設置している。保安業務で顧客を訪問する際は、常に警報器を準備し警報器の交換期限が近い場合は、その場で交換する。また、新規の顧客については、ガス機器接続工事の際に設置をお願いしている。
●八戸ガス
周知リーフレットやパンフレット等を用いて、ガス使用開始時やガス器具修理、定期保安点検等の業務機会にて警報器設置PRを実施。
●黒石ガス
対策方針=標準としてガスメーターと警報器をケーブルで連結することを勧める。需要家設置分を除き期限管理のためリースで提供する。
対策状況=未取り付けと期限切れは、受け付け画面で共有しており、業務機会で設置または取り換えを勧める。
●盛岡ガス
開栓・定保等の業務機会の他、有効期限を迎える顧客にお知らせハガキを送付。
●水沢ガス
開栓、定期保安巡回およびサービス時などに設置を勧めている。有効期限管理を行い、専従担当による既設警報器の更新。
●釜石ガス
ガス漏れによる爆発火災事故、CO中毒を未然に防ぐため、開栓時、定期保安調査等あらゆる業務機会を通じ、ガス警報器、CO警報器、業務用換気警報器の必要性を顧客に周知している。
●男鹿市
定保時、ガス展等様々な業務機会にてPRしているが、普及率は伸び悩んでいる
●にかほガス
開栓時、定保時に必ず設置提案を行う。
●由利本荘市
あらゆる業務機会を通じて普及の促進に努めている。
●酒田天然ガス
警報器を設置しているとガス機器購入時に特別割引が適用になる。社員個人の年間販売台数に対して表彰制度を導入して普及を推進している。
●鶴岡ガス
定期保安検査などの業務機会で都市ガス警報器未設置の顧客へ提案を行っている。
●寒河江ガス
開栓時、定期保安調査時に勧めている。
●山形ガス
有効期限切れの前にDMを郵送し取り換えを行い、普及率維持に努めている。また、開栓・定期保安検査・リフォームなど、顧客訪問時、あらゆる場面で新規獲得および交換促進を図っている。業務用警報器は、自社で行っているガス機器メンテナンス訪問を中心に、取付促進している。また、先方品の警報器が期限切れになっている集合住宅が多いため、管理会社や管理組合などに交換折衝を進め普及向上に努めている。
●庄内中部ガス
開栓時に警報器設置のお願い。ガス機器設置時や器具修理時等でのプラスワン営業。消費機器調査終了後に警報器の説明と設置のお願い。
●庄内町
開栓時や消費機器調査時、顧客と接する機会で警報器の紹介を行っている。
●気仙沼市
業務機会を通じ周知。
●古川ガス
定保時、開栓時、機器取付修理訪問時に取り付けを勧めている。業務用需要家(厨房でガス使用)には毎年パンフレットを送付している。
●仙南ガス
定保時や室内設置ガス機器販売の際などに警報器のリース販売提案を実施している。
●石巻ガス
リース料金の値引きキャンペーン、社員の警報器設置に対する重要性の意識向上を図り、各業務機会で積極的なアプローチをしている。また、20年に石巻広域消防と連携協定を結び、火災警報器の設置促進にも取り組んでいる。
●塩釜ガス
開栓時および定期保安調査の際に設置をお願いしている。
●福島ガス
ガス開栓時および検針時にチラシや広報誌等でPRを行っている。警報器更新の顧客には1~2カ月前に更新案内を送り周知を図っている。
業務用警報器については20年から対象需要家設置作業員を増員したことにより普及率が向上している。
●若松ガス
期限切れが近づいている顧客へハガキを郵送し、使用継続をお願いしている。開栓時や定期保安調査、その他の業務機会に安全確保をPRし、設置をお願いしている。
●東北ガス
開栓、消費機器調査、機器修理および販売時の業務機会を捉え、警報器の必要性を説明し、顧客の理解を得て普及促進に努めている。
●常磐共同ガス
社内で取り換え促進キャンペーンを実施している。
●新発田ガス
有効期限切れとなる顧客に対しては、業務委託も利用し取り換えを勧めている。業務用厨房の顧客に対し、訪問機会に合わせ換気警報器を周知。入れ替えも含め無償設置対応している。1人暮らし高齢者宅へ複合型警報器を勧め、無償設置対応もしている。複合型警報器の火災警報機能をPR。火災警報器の販売も当社で行っていることをPRしている。検針チラシ、折込チラシ等に警報器の販促記事を掲載しPR。ショールームでも警報器を展示している。2地域の消防機関と火災警報器の入れ替えを促進するための協定を結び、顧客に入れ替えを周知啓発している。
●越後天然ガス
ガス漏れ警報器については開栓時や器具販売時にチラシを使って案内をしている。火災警報器については消防局と連携協定を結び、定保などの業務接点時に啓発活動を行っている。
●蒲原ガス
付帯契約型選択約款「都市ガス警報器リース新規契約割引」のPR強化。開栓時、定期保安検査時、機器修理時等、業務機会でPR。警報器期満交換時の継続営業強化。
●小千谷市
新築やガス設備更新、開栓時に警報器設置のお願いを実施。警報器設置、期限切れ警報器の更新など、需要家へ周知しているが進んでいないのが現状。業務用警報器の普及に苦慮している。
●魚沼市
ガス水道フェア(年1回開催)での展示・紹介。市役所庁舎にポスター掲示。開栓時に設置のお願い、リース申込書の配布。期限切れ警報器設置施設の再開栓時に交換依頼。定期保安点検時に未設置需要家にチラシ配布。
●上越市
法定点検時に周知するほか、ホームページやガス展等のイベントで設置促進を呼びかけている。設置済需要家には、有効期限前に更新案内の郵送や、ガス法定調査の際に警報器の更新を勧めている。供給ガス熱量引上げ時に、業務用特定4種(フライヤー、食洗機、ゆで麺機、パンオーブン)を使用する需要家に業務用換気警報器の無償設置を行った。
●妙高市
業務用換気警報器は普及率100%だが、一般の取り付け状況は把握していない。
●糸魚川市
内管検査・消費機器調査や定期周知時にパンフレットを配布して、ガス漏れ警報器の普及促進を図る。
●白根ガス
開栓は自社で実施しており、警報器チラシを使用して設置促進のため需要家説明を行っている。ガス展や地域の防災訓練時にも実機を使用したPR活動を実施している。近年は夏場の気温が高い日が多く、快適ウォッチの有用性も合わせて説明している。
●栄ガス消費生活協同組合
法定検査の訪問時および年1回の周知チラシ配布時には案内している。基本的に顧客の希望により設置している。
●佐渡ガス
開栓時に顧客に警報器設置を説明し、取り付けを勧める。また保安巡回調査、ガス機器修理などの顧客との接点機会時にも設置のお願いし取り付けを促進する。
●栃木ガス
継続して利用してもらうために、DMで有効期限をお知らせし、取り換え促進を行っている。新規設置については、ガス開栓時に火災・CO警報のついた複合型警報器を提案し設置を促している。
●鬼怒川ガス
業務用顧客へ業務用ガス設備安心点検時に提案。
●北日本ガス
入居時や業務機会に顧客へ警報器設置の重要性を周知、啓発活動を実施し、警報器設置の促進を図っている。また、CO検知機能付き・火報付きの複合型を提案することで、ガス漏れ以外の安全も担保できる点をアピールし、設置促進につなげている。また、業務用換気警報器の設置の重要性の啓発も進め、設置促進を図っている。
●佐野ガス
日常業務機会を通じて、新設設置、取り換えを勧め、普及率向上に努めている。その他、器具キャンペーンのチラシに掲載し、普及率の向上を図っている。
●沼田ガス
定期保安巡回時に取り付け促進をしている。
●渋川ガス
定期保安巡回、機器修理時訪問、ガス開栓時の設置提案。リース、割引販売等により普及率向上を図る。
●桐生ガス
一般家庭用=定期保安巡回や機器修理等あらゆる機会において、警報器の必要性を説明し普及率向上を目指すほか特別キャンペーンを企画し、全社を挙げて普及促進を図っている。
業務用=CO警報器の更新時期を迎える対象需要家について順次取り換えを行っている。新規需要家についても取り付けを行っている。
●館林ガス
業務機会時に提案している。「ガスと暮らしの安心」運動期間に、目標台数を設定して販売している。ガス展等のイベント期間に、ガス機器とのセット販売をしている。
●伊勢崎ガス
開栓時および接点業務時の販売促進。期限切れ警報器を所有する顧客へDMを送付。販売台数の目標を設定し販売促進。
●太田都市ガス
顧客宅訪問機会に、ガス警報器の必要性等説明普及に努めている。
●本庄ガス
対策方針は、特別巡回時またはガス展示会等イベント時に設置を勧める。コロナ禍でガス展示会等のイベントは開催できていないので保安関連のチラシなどで周知する。
●坂戸ガス
快適ウォッチの新規取り付けキャンペーンを実施した。顧客と連絡が取れずに期限切れとなったリース警報器は、再折衝で交換を進めている。アパートやマンションのオーナー・管理会社・管理組合と折衝し交換を進めている。
●入間ガス
業務機会を通じ、警報器の提案を行っている。
●鷲宮ガス
業務機会における新規取付、取り換え提案の実施。ガス漏れ単機能警報器から複合型警報器への取り換え提案の実施。期限切れの顧客へのDM送付で提案。
●日高都市ガス
期限満期前にDMを郵送しその後電話にて連絡を取り継続交換の促進を実施。開栓時に顧客に周知し取り付け促進を実施。
●武蔵野ガス
開栓時に必ず提案するとともに快適ウォッチ等付加価値の付いたものを紹介し興味を持ってもらう。
●西武ガス
リースを実施。
●松栄ガス
接点業務で設置の必要性を周知。
●大東ガス
マンション管理会社との業務提携(新規顧客獲得のため)。一般開栓・定期保安検査・ガス機器販売等の顧客宅訪問時に警報器提案。
●伊奈都市ガス
安全型機器、安全型接続具の普及による設備の高度化を進めるとともに、接点機会等を活用した普及促進を図っている。
●堀川産業
定保時に必ず案内を行い、設置を促す。新築物件への警報器設置促進。
●角栄ガス
開栓時に積極的に取り付けている。しかし、更新についてはコロナ禍または警報器の品不足のため、計画通りに実施することができなかった。
●野田ガス
定期保安巡回時、販売促進。特別価格にて販売。
●銚子ガス
業務機会を捉え、警報器の有効性をPRし普及に努めている。
●大網白里市
市広報紙(21年9月号)やホームページ(業務用厨房施設向け)で警報器の取り付けについて周知している。
●白子町
広報誌およびパンフレットの配布、消費機器調査以外の訪問時での周知。
●習志野市
ガス警報器工業会の周知用ポスターを複数の施設に設置・配布している。
●東日本ガス
コールセンターにおいて全ての開栓申し込みに対して警報器設置の説明を実施しており、開栓を行う社員に対して顧客情報を伝達し設置促進を図っている。開栓申込時に申し込みを受け付けた担当者ごとの案内事例情報の共有を行っている。顧客の接点業務機会時および定期保安巡回時に設置の案内を勧めている。
●京和ガス
警報器の有効期限満了の顧客へ交換案内DMやパンフレットを郵送。ガス展などのキャンペーンチラシに警報器販売のPRを掲載している。
●長南町
新規ガス需要家、定期保安点検時等警報器未設置の方にチラシによる周知、また、警報器の役割を説明する等促す。年1回開催規模500人程度のフェスティバルの展示ブースにて普及促進を図る。
●ニチガス
ガスの開栓、定期調査等に提案を行っている。警報器の期限管理を行い、適切な時期に交換している。
●昭島ガス
開栓時、定保時にパンフレットを活用し、普及促進に努めている。また、ガス展・地域イベント等で警報器のPR活動を実施している。集合住宅等には、有効期限切れ前に管理会社・管理組合へ更新交換のお知らせを送付して、交換折衝を行っている。
●青梅ガス
開栓、定期保安点検、器具修理時に期限切れ等があれば周知、交換を推奨している。警報器が設置されている集合住宅毎に設置情報(ドアフォンとの連動等)をファイルに記録保管し、交換作業並びに不具合発生時等にスムーズな対応が行えるよう管理している。「ガスと暮らしの安心」運動で業務用厨房へのCO警報器取り付けに力を注いでいる。集合住宅一斉設置の物件については管理会社へ折衝し、協力を仰いで普及率と更新率の向上に努めている。
●武陽ガス
開栓時や業務接点時に顧客への提案。効期切れ前にはハガキと電話にて取り換えの勧めを行っている。
ガス漏れの早期発見が非常に重要なので、マイコンメーターと警報器の両方の設置により、さらに安全性を向上させることを目指している。電池式や複合型など、顧客の生活スタイルに合わせた商品を勧めることで、興味を持ってもらうよう、心掛けている。
●長野都市ガス
顧客との接点業務時、警報器チラシを活用して提案を行っている。有効期限切れ物件に対しては、委託および自社によるDM・電話で取り換え促進を行っている。
消防をはじめ各種団体との連携強化を図り、警報器の重要性をPRしていく予定。
●大町ガス
業務機会を通じて、期限切れの警報機設置需要家への交換提案を地道に行う。
●上田ガス
定保時、開栓時等の機会を捉え、周知・営業。ガス展等イベント時にてPR。
●松本ガス
開栓業務や器具修理業務機会に取付・取り換えの提案を行っている。
●エナキス
需要家のうち宅内配管する全件への設置へ向けて警報器設置の必要性を理解してもらい普及を推進している。
●諏訪ガス
開栓時や定期保安巡回時で未設置の顧客には、設置の必要性をパンフレットで説明している。また期限切れ需要家には引き続き設置してもらえるように取り換えの話をしている。業務用需要家に対しては、定期保安巡回時等に食洗器・オーブン・フライヤー等使用している需要家を中心に換気センサーの取り付け、換気の必要性などを掲載したチラシを年に1回配布している。
●信州ガス
各種業務機会において必要性をPRしている。
●厚木ガス
ガスの使用開始時と4年に1回以上の頻度で行う消費機器調査時に全ての顧客に対し、ガス警報器設置を勧めしている。また、設置済みの顧客には期限満了前に新しい警報器への取り換え案内を郵送し継続設置を勧めている。ガスの使用開始時に業務用厨房を所有する顧客に対し、換気警報器の設置を促進している。また、自社基準に基づきとくに安全対策強化が必要な業務用の顧客については、1年に1回の頻度で行う個別訪問巡回の機会に業務用換気警報器の設置を強化している。
●秦野ガス
開栓時、定期点検などの業務機会を通じ設置提案を行っている。
●小田原ガス
接点業務時の周知徹底、接点業務担当者への定期的教育の実施。
●湯河原ガス
開栓・定期保安巡回時に取り付けをお願いしている。
●吉田ガス
普及率80%が目標。期限切れの警報器取り換えを確実に実施し、開栓・保安巡回・修理訪問時等の接点業務に警報器PRを行い、新規取り付けを推進する。
●東京ガス山梨
業務用接点時に期限切れ警報器を確認した場合は取り換えを説明している。安全点検時に未設置が確認できた需要家に対して警報器設置のチラシを用いてPR。期限切れ警報器は1カ月前にDMにて取り換えを依頼している。
●熱海ガス
顧客宅へ訪問した際は、必ずガス警報器の必要性を周知し、設置のお願いを徹底する。ガス展等イベントを開催する際、周知やアンケートを実施し、さらなる普及促進を図る。
●伊東ガス
リースによる複合型の設置を勧めている。
●下田ガス
定期保安調査や開栓時に取り付けを勧めている。
●御殿場ガス
開栓、保安巡回時には設置するように折衝している。フォロー巡回の強化。
●島田ガス
年間計画で前年比2%アップを目標とする。保安巡回や接点業務時にて火報・CO検知機能付きガス警報器を重点的にPR。新設物件全てへの取り付け提案を実施。
●中遠ガス
無料点検、訪問修理等、接点業務時の声掛けおよびガス展等イベントでの案内。警報器からCO・火報機能付きへの取り換え提案。
●袋井ガス
開栓業務、修理対応等需要家先への訪問機会を捉え警報器の設置を推進している。ガスと電気の供給とガス警報器リースによるセットプランを提案し普及拡大の施策としている。
●東海ガス
台所にガス設備がない住宅が増加し、ガス警報の単機能だけでは必要とされなくなってきた。複合タイプ(ガス+CO)から「ガス+CO+火災」を取り換えチラシに掲載し取り組んでいる。
●犬山ガス
開栓時や定期保安点検時、コミュニケーションペーパーによる定期的な周知、不定期にチラシを配布するなどを行い、普及拡大に努めている。
●津島ガス
既設の顧客の脱落防止策として、有効期限の1カ月前にDMにて周知し、後日フォローの連絡を入れ更新を促している。また、有効期限を社内基幹システムの帳票に出力しているため、どの業務機会時にも社員に更新の意識付けをしている。
●上野都市ガス
新規物件は必ず警報器設置を提案している。交換期限の前月に更新を促すDMを送付しその後更新依頼電話や訪問で更新促進をしている。集合物件はオーナーや管理会社へ更新依頼をし、特に集合物件での警報器の重要性を説明している。警報器取り換え取付強化月間(7月、8月)を設け、社員全員で取り換えを意識し普及率向上に努めている。
●名張近鉄ガス
火災警報器とのセット割引販売。開栓受け付け時にガス警報器のPR。定期保安調査時やガス機器メンテ訪問時などの業務機会に警報器チラシ配布によるPR。集合住宅オーナーへ更新PR。
●甲賀協同ガス
無償貸与による設置推進を行っている。
●大垣ガス
設置率を維持するための取り組みとして、効期が切れる2カ月前に更新案内を郵送した後に電話等でアポを取り、取り換えを実施している。未設置の顧客に対しては開栓時や機器修理等の機会に新規取り付けを案内し、普及率向上に努めている。
●日本海ガス
非安全型機器の購入時に警報器同時契約により顧客へ補てん提供。委託先と定期的に警報器普及促進に向けた会議を実施し、委託先ごとの成功事例を共有化している。
通年の警報器コンテストや引越しシーズン限定の警報器新規獲得キャンペーンを企画し社員、委託先社員へインセンティブを提供して警報器普及率アップを図っている。
●高岡ガス
普及促進のため、顧客とのあらゆる接点機会に警報器設置の普及促進に努めている。
●金沢市
定期保安点検時に全ての需要家に対し、警報器を取付のお願いとチラシ配布を実施。庁舎内において、来訪者が目にとまる場所へ警報器普及ポスターを掲示している。
●小松ガス
リース、買い上げを問わず更新時期が近い顧客には地区担当者による取り換え訪問を実施している。また定期保安調査やサービス業務等で訪問する際、リース契約で更新時期が近い場合は前倒しで更新している。また全社的に警報器取付率向上に取り組んでおり、警報器新規取付率が高い開栓時の新規取付を促進している。
●福井都市ガス
業務機会(開栓時・定期消費機器調査、ガス機器設置工事等)における警報器取り付けの推奨。とくに高齢の顧客に火災・CO警報機能付複合器の取り付けを積極的に勧めている。
業務機会において業務用厨房を使用する顧客への業務用換気警報器取り付けの推奨。有効期限切れの警報器取付顧客へのDM・訪問。
●越前エネライン
小口需要家=警報器については現在、販売(一括払い)のみである。普及率改善のためリースを検討している。集合住宅等は、オーナー・管理者(市役所)への説明を実施している。
業務用=定期的な説明は行っているが、費用負担により取り換えが進んでいない。需要家件数は限られるため、安価もしくは無償での取り換えを引続き検討中である。
●敦賀ガス
展示会、チラシセール時に必ず警報機を紹介し、販売、取り換え促進を行っている。
●丹後ガス
訪問時の提案のみ。設置促進のチラシ配布等、検討中。
●福知山都市ガス
自社グループが推進している24時間保安監視システムと警報器のセット提案を行っている。20年より新築戸建てについては無償貸与して普及率向上につなげている。
●長田野ガスセンター
業務用換気警報器は対象顧客に無償で取り付けている(対象顧客=業務用機器を設置している室)。年に1回以上作動点検を実施している。定期保安調査時、イベント時にリースによる警報器設置を進めている。
●大津市
警報器普及ポスターを市役所庁舎内および協力企業に掲示している。
●大和ガス
期限切れの警報器取り換えDMの発送後のフォロー強化、開栓、修理、保安点検時等全ての業務機会でのPRを徹底し警報器の普及に努める。会社全体で獲得目標を定め、警報器の設置により顧客へ安心、安全の提案を行うと共にさらなる接点強化を目指し全社員一丸となり普及率アップを目指す。
●五条ガス
定期保安巡回時に、経年警報器の取り換えPR。公共住宅に対しての自治体への経年警報器の取り換えPR。
●桜井ガス
業務用換気警報器は全ての対象となる業務用需要家に無償取り付けを継続実施。
●大武
開栓時、保安点検時に必ず設置の重要性や安全性をお伝えしている。未取付物件に別業務で訪問する時にも案内するようにしている。
●新宮ガス
開栓時の提案方法についてマニュアルを作成し全社で提案を行っている。
●河内長野ガス
今年度から電池式を採用し、キャンペーンを展開して全社で取り組みを行っている。具体的には次のような取り組みを行っている。
コールセンターでの開栓受付時の勧誘。法定点検等業務機会を通じた新規勧誘および期限切れ発見時の更新お願い。未更新の顧客への電話や訪問による不在フォロー。更新時期を見据えた集合住宅における管理会社等への事前アプローチ。緊急対応時や本支管入れ替え時等における未設置宅への勧誘活動の実施。
●豊岡エネルギー
開栓時の新規取付や更新率アップのため、報奨金施策を設けている。警報器リースや電池式警報器の採用により、設置率アップを図っている。
●篠山都市ガス
自動通報装置を導入し、警報器とガスメーターを連動させることで安全性をPR。買い取りまたはリースの契約を可能にし、顧客のニーズに対応。有効期限を管理し、1カ月前に取り換えを提案することで普及率の減少を抑える。
●伊丹産業
電話回線を利用した警報遮断連動型の警報器の取り付け促進を行っているが、費用負担等の理由から設置件数が伸びていない。LP部門での実績・安全性をアピールし、警報器の普及を目指している。とくに新規物件については積極的にPRを行っている。業務用換気警報器は設置対象の需要家に対して無償貸与を行っている。
●津山ガス
定期保安調査などあらゆる業務機会にて設置提案実施。
●水島ガス
警報器の納期遅延の影響もあり、新規設置が進んでいない状況。対策としては開栓時や定期保安調査時に設置提案を行い、同意が得られれば予約受付を行った上、警報器入荷後、訪問対応を実施する。
●福山ガス
開栓時に警報器の取り付けをお願いしている。
●因の島ガス
開栓時等業務(修理等)機会に設置を勧めている。
●松江市
開栓時や定期保安調査などの接点業務時に設置を進めている。またイベント等がある場合には、PRにて普及促進を図っている。しかし状況として普及率は低く、対策が進んでいない。
●出雲ガス
専任者を配置し効期切れの更新。新規物件への100%設置。
●浜田ガス
ガス使用申込時と業務機会訪問時に新規取り付けの促進、更新時に温湿度を監視し、熱中症や乾燥のリスクを知らせる快適ウォッチを含めた取り換えを顧客と折衝。
●久留米ガス
取り換え物件を着実に働きかけることで取りこぼしをなくすこと。集合分譲住宅理事会や取引会社への定期的・計画的な提案と安全啓発の実施。開栓時での当社作成チラシを利用した設置案内。
●大牟田ガス
新築物件=設計段階より警報機設置の案内を行い、設置率80%以上を目指す。取り換え=期限満期2~3カ月前から事前連絡を行い、取り換え率の向上と普及率の向上を目指す。
●筑紫ガス
開栓、保安点検等の業務機会に取り付け促進を行っている。有効期限前に周知を行い、取り換え巡回を行っている。分譲マンション等には管理組合や管理会社を通じて、一斉取り換えの協力をお願いしている。新築戸建・集合住宅には、建築会社やゼネコン等へ天井タイプを紹介している。業務用顧客へは年2回の巡回で安全周知と事故事例の紹介を行い、未然に事故防止に努めるとともに購入しやすい価格設定を行っている。
●高松ガス
開栓、保安点検時の取り付け、取り換えの推進。取り換え期限が近づいた顧客にDMを郵送して取り換えを促進。顧客の費用負担を軽減すべく分割払いとし、毎月のガス代と一緒に引落としを実施。
●唐津ガス
警報器取付の顧客特典を実施。修理時に基本料金から千円引き。器具購入時、一般販売価格より5%引き(ガス展、セールを除く)。
●佐賀ガス
重点施策として毎年度2月の検針時に警報器取付促進のチラシを全戸配布、調査巡回時に周知、既存設置先への案内DM送付および取り換え案内、賃貸住宅等へはリース制度を活用し促進している。
●鳥栖ガス
開栓時に顧客に案内(アパート等)。保安検査時に顧客に案内。分譲マンションは管理会社に共同購入を提案している。居住する家屋には保安検査時に案内チラシ配布。閉栓中で入居予定(開栓待ち)の顧客にはチラシを投函(未設置)している。
●エコア
入居開栓時に設置の提案を行っている。
●宮崎ガス
例年ではガス展や各種イベントを通して、普及の呼び掛けを行っていたが、本年度はイベントの開催ができなかった。開栓時の普及拡大が主となった。
●南日本ガス
普及率向上のため、新築時での確実な設置促進と既存の未取付物件については、開栓・定期保安調査時等での業務機会を通じ取り付け促進を図る。また、取付需要家に対しては、期限管理を徹底し確実な取り換えを実施する。
●加治木ガス
開栓時、新規取付促進の徹底。期限切れを迎える需要家への取り換え促進。
●国分隼人ガス
ハガキ、修理、定期点検、開栓時に更新提案を行い、取り換え普及を図っている。
●出水ガス
閉栓時や修理時に声掛けを行い、取り付けを進めている。期限切れの需要家にはハガキを出し取り換えを勧めている。
●沖縄ガス
開栓時において警報器設置の推進活動を実施している。
<新規小売事業者>
●東京電力エナジーパートナー
当社は、ガスの保安、ガスの設備・機器の修理・販売を行うパートナー企業を含め保安管理体制を構築している。ガス警報器の販売・提案活動では、当社の都市ガスを利用する顧客に対し、ニチガスと連携して都市ガスのガス警報器リースを案内している。
●関西電力
「関電ガス」を専門に取り扱い、販売から保安、機器の修理・買い替えまで、顧客をトータルにサポートする目的で設立した関電ガスサポートを中心に保安活動を行っている。ガス漏れやCO中毒による災害を防止するために、法定の消費機器等を加え、自主的な保安活動として、ガス警報器の設置を推奨している。
●九州電力
保安業務の内、開栓作業および定期の消費機器調査は、外部に委託している。ガス警報器は販売・リースを取り扱っており、販売は提携店、リースは九州電力で行っている。提案活動としては、顧客への案内チラシやはがきを送付している。開栓作業時や定期の消費機器調査時にガス警報器の有効期限が切れている場合は当社への連絡を促し、設置を推奨している。
●北海道電力
当社直営やパートナー企業への業務委託により実施している。ガス漏れ等の緊急時対応や大地震等の大規模災害時対応については、一般ガス導管事業者と連携・協力して対応する。ガス警報器については、供給開始時や定期周知時および定期保安調査時に配る「ほくでんガスハンドブック」等を用いた設置促進の取り組みを進めており、希望する顧客にはパートナー企業を紹介している。
●ENEOS
ガス警報器については、顧客に定期的に送付する保安周知文書で設置を勧めている。
○小売事業者が変更した場合の対応
●東京ガス
自社設置のリース販売警報器については、満了時期にダイレクトメール(DM)によるお知らせを行い、取り換え促進実施。
●大阪ガス
取り組み=今まで通り警報器の提案を実施。課題=スイッチング顧客は、更新率が若干下がる傾向があり、提案力の向上が必要。
●西部ガス
有効期限の2カ月前に期限切れのお知らせをDMで送付している。その後、アウトバウンドコール(顧客にアプローチするための電話)や訪問活動を実施し、取り換えの提案を行っている。
●北海道ガス
当社からのリース品が設置されている顧客には契約継続を提案している。
●北陸ガス
現在、他の小売事業者の参入がないため、具体的な取り組みは行っていない。
●静岡ガス
スイッチング時に現行の契約状況を説明し、契約の継続をお願いする。新規小売事業者にはガス警報器の設置意義を伝え、取り扱いがない場合には当社での継続を顧客に伝えてもらう。
●四国ガス
当社エリアでスイッチングがまだ発生していないため、取り組みは行っていない。ガス警報器を継続して設置する場合、当社需要家から他社需要家になったときのリース継続の仕組み等をどのように構築するかが課題。
●東部ガス
スイッチになった場合には、リース警報器契約解除となり、警報器を取り外ししている。継続設置の希望に対しては、売り渡たしで対応しており、売り渡たした警報器に関しては、満期更新を案内し期限管理している。
●サーラエナジー
現時点ではそのような事例はない。
●武州ガス
スイッチング以降も期限管理を継続し、期限切れ前にハガキを送付している。
●山口合同ガス
スイッチングなし。
●大多喜ガス
スイッチングにおける当社リース警報器の取扱いについては、導管事業者として保安レベルの維持を考慮し、スイッチング以降も基本的にはエンドユーザーに継続設置してもらうこととしている。更新の際は、売り渡しでの更新を勧める。スイッチング以降のエンドユーザーや他小売事業者による警報器設置・期限情報管理等には、既存システムの改修が必要となることが課題となる。
●日本ガス
スイッチング先の小売事業者のもと、満期更新などの提案をお願いしている。
●岡山ガス
期限切れ警報器の放置を防ぐため警報器の取り外し、および小売事業者に対し更新の働きかけを検討している。
●東彩ガス
他社小売事業者からの情報提供を受けてないので、集計不可能である。またスイッチングで小売事業者が変更になった場合は、自社小売事業者が警報器を取り外している。
●釧路ガス
該当事例なし。
●旭川ガス
現在、当社においてはスイッチングで小売事業者の変更が発生していない。将来的にスイッチングが発生した場合も、更新継続および新規設置の促進策を小売事業者と申し合わせの上、進めていきたいと考える。
●帯広ガス
スイッチングの事例なし。
●室蘭ガス
新規小売異事業者なしのため、現時点では未検討。
●長万部町
スイッチングの実績なし。今後スイッチング予定が発生した場合検討が必要である。
●青森ガス
スイッチングで小売事業者が変更になったことはない。
●十和田ガス
現状、当社の供給エリアで他の小売事業者へのスイッチは不可能な状況。
●八戸ガス
スイッチングなし。
●釜石ガス
現在のところ、当社の管内では、他小売事業者によるスイッチング等の事例がないため、取り組み等は行っていない。
●のしろエネルギーサービス
期限確認の上必要に応じ更新を行っている。
●由利本荘市
開栓時の説明で警報器の確認項目を作っている。ガス漏れだけでなくCO、火災と複合である点を強く説明している。義務ではないためリース料がかかるということで取り付けない需要家が課題。
●山形ガス
現在のところスイッチングなし。
●庄内中部ガス
小売事業者が変更になった実績はなし。
●庄内町
スイッチング事例がないため、取り組んでいない。
●気仙沼市
スイッチング見込みなし。警報器は需要家の買い取り(所有)なので定保時(業務機会)等に交換を促す。
●石巻ガス
供給エリア内に他小売事業者の存在なし。
●若松ガス
スイッチングなし。
●東北ガス
小売事業者の変更事例なし。
●常磐共同ガス
ポスティングで、資料送付。
●越後天然ガス
スイッチングなし。
●蒲原ガス
スイッチング事例および新規事業者参入の情報等が存在しないため、現状ではなし。
●魚沼市
小売事業者が変更になった場合は、既存のガス警報器は取り外しとなり、新たな小売事業者が取り付けることになると思う。
●上越市
現時点で新小売りの参入はなく、スイッチングによるガス警報器更新や提案の取り組みは行っていない。
●妙高市
スイッチング実績はない。
●糸魚川市
新たな小売事業者に情報提供を行い、更新の提案を依頼する。
●白根ガス
新規参入がない状況であるが、今後参入によるスイッチングがあった場合は、スイッチ申込時に警報機の安全性を説明し引き続き利用してもらうようお願いする予定。
●栃木ガス
スイッチング後の顧客へは警報器更新時の提案は行っていない。
●鬼怒川ガス
現在スイッチはない。
●北日本ガス
スイッチングで小売事業者が変更になってしまった場合、警報器リース契約を解除している。原則、警報器はリースで契約しており、リース代を回収するメリットがないために、解約している。
●佐野ガス
現在他社スイッチングはないが、今後の検討課題。
●沼田ガス
サテライト供給事業者なので、スイッチングの見込みが今のところない。
●渋川ガス
第4グループのため、現在対象となる物件がない。
●桐生ガス
変更先の小売事業者に(警報器設置を)お願している。
●館林ガス
更新提案の取り組みなし。
●伊勢崎ガス
他社小売りの需要家については、更新の提案は実施するが、新規取り付けの提案は実施しない。また、小売事業者に警報器の普及促進に協力を求める。
●太田都市ガス
スイッチング実績なし。
●本庄ガス
スイッチング後もガス警報器を設置している需要家へ保安として更新を案内する。
●坂戸ガス
スイッチングは発生していない。
●入間ガス
業務機会を通じ、警報器の提案を行っている。
●武蔵野ガス
スイッチングなし。
●西武ガス
現在リースで設置している物の取り扱いについて、買い取りまたは撤去する。
●松栄ガス
スイッチングなし。
●大東ガス
取り組み=変更後の小売事業者に有効期限等の当社警報器情報を伝えて、更新等の対応を依頼する。
課題=顧客が再度スイッチングをした場合、対応会社が何度も変わり混乱を招く恐れがある。
●伊奈都市ガス
チラシ等で更新提案を行っている。
●堀川産業
スイッチング事例なし。
●銚子ガス
今現在新規参入者はいないので、特に考えていない。
●東金市
更新・提案の実績なし。
●習志野市
新規参入者が消費機器調査など小売りに関する保安を実施しているため、本市では変更となった需要家のガス警報器の更新等に関する取り組みは実施していない。
●東日本ガス
警報器満期交換のタイミングで連絡、周知を実施している。スイッチング申し込みの確認を実施する場合はその際に警報器の契約を継続するか否かを確認している。
●京和ガス
消費機器調査および内管検査関係を委託された顧客に対しては、情報を提供している。更新・提案は変更先の小売事業者が行っていると思われるが、集合住宅においては管理組合または管理会社より、一斉交換の依頼を受けた場合には対応している。
●長南町
新規参入者がないため、現在未検討。
●ニチガス
スイッチングでは顧客と直接お会いすることがないため、ガス警報器の設置、更新の取り組みは進んでいない。また、コロナ禍で、顧客宅へ直接入ることが少なくなっていることも提案が進んでいない一因となっている。
●昭島ガス
小売事業者が変更になった場合は、小売事業者に警報器管理を委ねている。緊急対応もあるため、警報器情報を確認している。
●青梅ガス
スイッチングなし。
●武陽ガス
有効期限切れ前にはハガキと電話にて取り換えを勧めている。業務接点時(定期保安巡回等)に顧客へ取り換え、更新の提案を行っている。
●大町ガス
スイッチング事例がない。
●松本ガス
新規参入がないため、現在検討中。
●エナキス
スイッチングで小売事業者が変更になった場合でも、システム管理による更新提案を行っていく。
●諏訪ガス
現時点で検討していない。
●厚木ガス
需要家がリース契約をしている場合は、小売り部門より需要家へ連絡し警報器の取り外しを実施している。
●秦野ガス
リース警報器は取り外しを行っている。売り渡し警報器の管理は行っていない(システム上他社小売りの警報器は管理不可能)。
●湯河原ガス
現状スイッチングがないため不明。
●東京ガス山梨
リース物件は回収している(警報器解約の周知と回収日程調整の実施)。買い取り物件は残置している(使用者に安全周知の実施)。自小売りの顧客については、期限管理と更新案内を継続している。
●熱海ガス
スイッチング実績なし。
●御殿場ガス
スイッチングがない。
●島田ガス
事例なし。非需要家に該当するため、更新管理および提案は検討中。
●中遠ガス
スイッチングなし。
●袋井ガス
現在該当する事案なし。
●津島ガス
今のところスイッチングはないので、該当なし。
●上野都市ガス
スイッチング事例がない。
●名張近鉄ガス
サテライト供給の(導管供給でない)ため、現在のところスイッチング対象の小売事業者がなく、当設問に該当するガス警報器の更新・提案に関する取り組み事象がない。
●大垣ガス
従来契約がリースの場合はスイッチング前にリース解約のお知らせを案内した後に取り外す。一括払いの顧客の場合は効期切れの前に案内し、要望を受けた場合に取り換えを行う。リースは受け付ない。
●日本海ガス
21年末時点では特になし。
●高岡ガス
スイッチングにより小売業者が変更になった実績はない。
●金沢市
特に検討していない。
●小松ガス
他事業者との導管未接続のため事例はない。
●福井都市ガス
まだスイッチングが発生していないため、更新・提案の取り組みは行っていない。
●越前エネライン
現在までにスイッチング実績なし。
●丹後ガス
スイッチングの実績なし。
●福知山都市ガス
スイッチングなし。
●長田野ガスセンター
新規参入の事例がなく、検討していない。
●大和ガス
自社販売分については、引き続きフォローしていく予定である。
●大武
当社では現在のところスイッチング事例なし。
●新宮ガス
他小売事業者が存在しないのでスイッチングは発生しない。
●河内長野ガス
現在、家庭用において他社参入がないため、具体的には検討していないが、エリア内の普及率維持・向上のため、スイッチングされた場合でも残置してもらう方向で検討したい。ただし、口座振替による精算が前提となるため、警報器単独になった場合の、振替手数料分の引き上げや期限管理のための顧客情報の管理などクリアすべき課題があると思われる。
●豊岡エネルギー
他ガス小売事業者へのスイッチングはない。
●篠山都市ガス
スイッチング対象外。
●伊丹産業
小売事業者未参入のため、未想定。
●津山ガス
スイッチング事例がない。
●福山ガス
スイッチングの実績なし。
●因の島ガス
供給エリアに新規参入の小売事業者がないため、スイッチングの実績はない。
●松江市
現在スイッチングは発生していない。
●出雲ガス
スイッチング実績なし。
●浜田ガス
他社小売業者の参入がないため未対応。
●久留米ガス
現在スイッチングの実績はないが、実際にスイッチングが発生した場合は、有効期限の管理や更新精度、所有区分等に課題があると考えている。また、リース料金システムについても検討の必要がある。
●大牟田ガス
まだスイッチングは発生していないが、保安重視のため警報器は撤去せず、引き継ぐ計画である。
●筑紫ガス
現在スイッチングはないため取り組みは行っていない。
●高松ガス
スイッチングの実績なし。
●鳥栖ガス
現在、他社小売事業者の参入はないが、安全を考え警報器も引き継ぐ予定にしている。
●エコア
スイッチングなし。
●南日本ガス
スイッチング実績がない。
●国分隼人ガス
現状では未検討。
●出水ガス
スイッチング件数が0であり取り組んでいない。申込みがあった時点で検討予定。
●沖縄ガス
変更となる顧客の消費機器情報を基に、顧客との接点機会で設置を推進する。