![【事業計画アンケート(2)】新規事業への取り組み](https://www.gas-enenews.co.jp/wp-content/uploads/2022/05/20220530-tokusyu-part-2-11-pdf-scaled.jpeg)
●東京ガス
非FIT(固定価格買取制度)/FIP(フィード・イン・プレミアム)向け再生可能エネルギー需給調整サービス。ご家庭のガス機器や水回りのトラブルに対する修理「東京ガス修理サービス」。製造業向けIoTパッケージソリューション「JOYシリーズ」。毎日1杯のドリンクを楽しみながら社会貢献できる定額制サービス「よりみちパスポート」。TGオクトパスエナジー社による、顧客一人ひとりの幅広いニーズに合わせた電気・サービスメニュー。電気事業者充電サービス「EVrest」。実質再エネ100%の電気料金プラン「さすてな電気」。太陽光発電と蓄電池で停電対策「あんしんWでんち」。賃貸管理サポートサービス「まもROOM」。
●大阪ガス
顧客の生活インフラサービスの契約を一つにまとめたいという声に応えるべく、2022年3月1日から、インターネットサービス「さすガねっと」の申込受付を開始した。
速度や価格など、顧客によって異なるニーズに応えるための三つのプラン(「めちゃはやプラン」、「はやとくプラン」、「とくとくプラン」)を用意するとともに、ガスとセットでお得になるガスセット割や、契約開始後1年間がお得になるスタート割などの特典を用意し、サービスショップなど各チャネルを通じて提案を行っていく。
●東邦ガス
(1)くらしを豊かにするサービスの拡充=デジタルプラットフォームの強化により顧客接点を拡大するとともに、「住」「食」「健康・介護」等の分野を中心に、新たな事業・サービスを展開する。
(2)ビジネスを支援するサービスの拡充=複雑化・高度化するビジネス課題の解決に資するサービスメニューを拡充するとともに、顧客のカーボンニュートラル(CN)実現を支援するサービスやエネルギー周辺サービスの提案を強化する。
(3)保有資産・ノウハウ等を活用した事業領域の拡大=保有不動産の活用や製造技術・供給技術の外販に加え、他業種やスタートアップ企業との共創等により、社会課題解決や地域振興に資する新たな領域での価値創造に取り組む。
●西部ガス
エネルギーとくらしの総合サービス企業グループとして、電力その他エネルギー事業や不動産事業を成長させていく。特に暮らしの重要な基盤となる不動産事業では、引き続き住宅分譲事業を推進するとともに、賃貸住宅やオフィス・商業施設などの賃貸事業を強化する。
●京葉ガス
22年4月に公表した「CNチャレンジ2050」では「30年でのカーボンフリー電源取扱量30万キロワット」という目標を掲げており、目標達成に向けて再エネへの投資を行っている。
また新規事業提案制度で提案のあったシニアライフサポートサービスについては現在事業化に向け実証実験を行っている。
●北海道ガス
住宅賃貸事業への取り組み=「快適なくらし」、「安心なくらし」、「豊かなくらし」を追求した新しいくらしを提案。住宅、エネルギー、サービスをパッケージで提供することで、顧客との長期的な関係の構築を目指す。さらに、住まいに関わることで得られるデータ、ノウハウをもとに総合エネルギーサービスを進化させていく。また、まちづくりとの連携などにより、地域の活性化・発展に貢献する。
●広島ガス
海田バイオマスパワー(バイオマス混焼発電)、広島ガス志和堀発電所(小水力発電)等を始めとした、再エネの導入加速と森林保全などによるCO2削減へ貢献していく。
●北陸ガス
新規事業については、あらゆる可能性を含めて検討中。
●静岡ガス
新規分野では、水道本管の敷設をはじめとした地域のレジリエンス強化や、地域のステークホルダーと連携し、データやデジタル技術の活用などによる地域課題の解決にチャレンジする。
また、海外事業では、21年にインドで天然ガス供給事業を展開するIRMEnergyPrivateLimitedに出資し、業務提携することで基本合意した。22年から同国での産業用を中心とした天然ガス供給事業に参画する。当社の海外事業展開はシンガポール、タイ、インドネシアに続く4カ国目となり、東南アジア以外では初めて。
●四国ガス
顧客により満足してもらえるサービスを提供するため、会員向けのポイントサービス「ガポタ」や駆け付けサービス「くらしサポタス」に加えて、21年3月からは温浴事業、同年6月からは取次スキームによる電力販売「ガポタでんき」を開始。今後もさらなるサービスの充実と普及促進に努めていく。
また外部環境の変化に対応するため、CN都市ガスなどの付加価値提供や脱炭素、SDGs(持続可能な開発目標)などの地域課題の解決に貢献できる事業も展開できるよう、積極的な投資および他企業との提携などを検討していく。
●東部ガス
家庭における全ての困りごとに応えることで、顧客との絆を一層強いものにしていく。困りごとに応えるサービスを「ウチ住まるごとサービス」と総称し(商標登録済)、ガス販売、電力販売、ガス機器の販売およびリース、リフォーム、家電製品の販売、ハウスクリーニングサービス、家事代行サービス等のサービスを展開し、拡大していく。
●サーラエナジー
法人向け太陽光発電システム第三者所有モデル事業「サーラのゼロソーラーサービス」を開始。当社は、地域の暮らしとビジネスを支えるサーラグループの一員として、本サービスを始めとした再エネの普及・推進を通じて、CO2削減やコスト削減など顧客の課題解決をサポートするとともに、「エネルギー地産地消の推進」「強じんなエネルギーインフラの構築」など、地域課題解決に向けた取り組みを積極的に進めていく。
●武州ガス
エネルギー関連としては、太陽光発電事業(13年)、小売電気事業である「武州でんき(低圧は取次店、高圧は小売電気事業者として実施)」(16年)、インターネット光回線を提供している「武州ひかり」(17年)を現在実施している。
エネルギー関連以外では、20年度より近隣の遊休農地を活用した農業事業を実施しており、今年度も米の作付面積の拡大を予定している。また21年度より新事業ユニットを新設し、暮らしの利便性向上に向けコインランドリー事業を開始した。地域の脱炭素化に貢献するための再エネ発電事業の推進など、引き続きガスの顧客や地域活性化・社会貢献を意識した新たな事業を検討する。
●山口合同ガス
現在のところ特になし。
●大多喜ガス
エネルギー関連=電力事業は、22年度で小売参入5年目を迎えるが、都市ガス営業、LPガス営業と連携し、継続して営業力の強化に取り組み、新規需要の獲得により目標の達成を目指す。
●日本ガス
当社100%出資子会社で小売電気事業者でもあったエナジードリームを22年4月1日付で吸収合併した。この事により、さまざまな接点機会および事業機会におけるガスと電気の一体的取り扱いを従来以上に強化し、さらなる総合エネルギー事業の発展につなげたい。
再エネについては、従前より太陽光、バイオマス発電、小水力等へ自社開発や出資参画などを通して取り組んできたが、PPA(電力購入契約)など今後も積極的な展開を図っていきたい。
●岡山ガス
顧客の困りごとに迅速かつ高い品質で応えられるよう立ち上げたリフォーム事業のさらなる充実、拡大を目指す。また、地域の有能なベンチャー企業などとの連携や支援を模索し、事業の多角化を検討していく。
●東彩ガス
従来の店舗型ショールームに最新機器を揃え、体験型ショールームにリニューアルしたうえ、一昨年から好評を博している「360度VRショールーム」の操作性を向上し、「VRショールーム彩ラウンジ」として4月にリニューアルした。気軽に最新ガス機器やリフォーム商品をオンラインで閲覧・申込できるガス機器販売ツールとして確立していく。
また、実質再エネ100%、CO2排出量ゼロの電力プラン「でガ割007」を本年2月から販売。夜間を割安料金としているため、これまで訴求できなかった使用量帯の顧客にもガスと電気のセット販売を推進していく。
●岩見沢ガス
一般家庭のリフォーム事業(住設機器全般)を重点にPRを実施して接点業務の機会を強化している。
●苫小牧ガス
CN都市ガスの販売へ向けた準備を行っている。
●室蘭ガス
「室ガスの電気」新規契約キャンペーンおよび架電営業を行い、取次契約件数の拡大を目指す。
●弘前ガス
電力事業への参入。
●十和田ガス
新電力事業者の代理店として営業3年目となるが、引き続きガスと電気のセット割を提案し、顧客へのサービス向上と他燃料からの切り替えによる新規需要獲得を目指す。
●八戸ガス
20年2月より、「ENEOSでんき」の販売代理店となり、開栓時等の顧客訪問時だけではなく、年に一度の展示会でも特設ブースを設置し、顧客へ周知・案内を行っている。また、ENEOSの企画するキャンペーン開催時には広報紙やホームページに掲載し、需要家以外の顧客へも周知している。
●釜石ガス
ENEOSでんきの代理店業務を行い、低圧や高圧の切り替え提案を行っている。エネルギー以外では、リフォーム業務に力を入れており、浴室や台所の改築やトイレの交換などの水回り工事については、グループ会社とともに顧客へ提案している。また、地域の工務店と提携し、幅広い受注がある。
「まごころ巡回サービス」や「ガス機器購入者のフォロー訪問サービス」による訪問をして、顧客の困りごとを解決する業務を実施している。
●水沢ガス
4月に東北電力と電気販売における業務提携契約を締結し、電気販売(代理販売)事業を開始した。互いのサービスを組み合わせることにより「ガス・電気セット割引販売」を行い、顧客サービスの向上を進めている。
●のしろエネルギーサービス
当社では現在戸建の上下水道工事も請け負っており、事業開始より3年程度経過している。これまで、水道工事を通じての新規顧客の獲得や工務店様との関係強化など、一定の成果を上げている。今後は戸建てを対象とした電力販売にも参入を検討中である。
●にかほガス
既に東北電力と提携し、都市ガス・LPガス+電力のセット販売を行っているが、当社では新たに設備機器修理保証サービス「あんしんサポート12」を開始した。新たなサービスを提供することで、地域の顧客の豊かな暮らしをサポートし、地域の発展に貢献していくことを目指す。また、コインランドリー事業を23年度に新規開業できるよう準備を進めていく。
●由利本荘市
現時点では、特になし。
●酒田天然ガス
電力小売事業に参入。付帯事業としての収益増を図ることはもとよりガスとのセット販売によるガスの既存需要の囲い込みを図っている。その他、リフォームをはじめガス事業以外の分野へ進出することで、ユーザーの囲い込みを図りたい。
●山形ガス
当社と石油資源開発が新たに合同会社を設立し、東根市のベーリンガーインゲルハイム製薬にESP事業でガスコージェネ設備を設置し電気、蒸気および熱等のエネルギーを供給する。供給時期は23年春以降を予定している。
家庭用の新規顧客獲得と離脱防止を図る目的で、東北電力と提携しガスと電気のセット販売を4月1日から開始した。当社のポイントサービスに登録し、東北電力の指定する電気料金プランに契約することでポイントメリットがあることをPRし加入を増やす。
●古川ガス
家庭用需要家に関して「いんでガスポイントサービス」、「カジタクサービス」、「宅配水」、「水回り修理」などリフォーム工事を実施している。
●仙南ガス
今年度4月より電力会社とのセット販売を開始。
●石巻ガス
水回りを中心としたリフォームから家全体のリフォームを受注できるよう、提案力の強化を図る。また、駆け付けサービス、電気とのセット割りを検討しており、秋頃を目途に開始する。
●塩釜ガス
東北電力と提携「ガス」と「電気」のセットプラン実施。開始2カ月で130件の契約を獲得し計画通り推移。
●若松ガス
電力小売事業、コインランドリー事業。
●東北ガス
今後の商圏の人口減少等を考慮すると、現行のエネルギー関連(都市ガス・LPガス・灯油)と器具のみの販売だけではジリ貧となるのは間違いない。
われわれは導管の経年管入れ替え等を自社施工で行ってきた。長年に渡って培ってきたこの管工事の技術を生かし、近隣自治体には管工事の施工業者登録を行っている。ガス管だけにとどまらず、水道管工事等も徐々に実績を出してきている状況で、今後は土木工事も含めて積極的に外注工事を受注して行く。また、他の事業に関しても検討中。
●常磐共同ガス
水素エネルギー導入に向けた調査研究を行っている。
●新発田ガス
CN都市ガスの販売に向けて引き続き情報収集と計画策定を進めていく。また電力販売を始めとする連携について、行政とのつながりも考慮しながら検討をしている。
●越後天然ガス
電力小売事業。
●蒲原ガス
現在実施中、検討中の新規事業等はない。
●小千谷市
都市ガスの需要拡大を図るため、新料金プランの策定やガス料金割引サービスの新規導入などに取り組む。
●上越市
最新ガス機器を「いつでも」「見て」「触れる」ことができる体感型ショールーム「ガステラス」を営業拠点に、新築やリフォームを検討される顧客に対し、都市ガスの利便性や安全性をPRするとともに、家庭用温水暖房契約などの割引料金プランを提案していくなど、都市ガスの採用拡大に向けた情報発信を進めていく。
●白根ガス
現在、新規事業(小売電気事業、総合生活サービス等)を新型コロナウイルス感染症により変化した「新たな生活様式」を含めたさまざまな角度から検討しているが、実施に至っているものはない。
●栃木ガス
当社独自のサービス「お買い物代行サービス」を継続的かつより多くの顧客に利用してもらえるよう訴求していく。地方都市の大きな課題の一つである高齢化に直面している中、買い物に行くのが難しい高齢の顧客や、共働きにより買い物時間を節約したい顧客など、潜在的なニーズの高いこの施策を活用し、より顧客に寄り添った、なくてはならないガス事業者として展開する。
●北日本ガス
電気・ガスのセット販売の促進により加入率もアップしている。今後もセット販売を柱とし、セット率のさらなる向上を目指す。
●伊勢崎ガス
17年4月から市内唯一の電気小売事業者として、都市ガス・電気の最適な提案をして拡販に努めている。
●本庄ガス
現在のところ、具体的に検討している事案はない。
●坂戸ガス
電力については、21年2月より主に都市ガス供給エリアにおいてさらなる収益の拡大および新たなる需要の掘り起しを目的とする低圧電力の単独販売を開始した。
●入間ガス
当社の新規事業として、既存大口需要家の敷地内に1万キロワットのガスエンジンコージェネによる自家発電設備を設置し、自営線を敷設して近隣工場含めた4社へ電力特定供給とガスエンジン排熱の有効利用による蒸気の熱融通を行う。4社のCO2削減、エネルギーコストの低減を図り、さらに大規模停電などBCP(事業継続計画)に対応する多様な価値を生む「分散型エネルギー」を行う事業で東京都の助成金を活用し、昨年3月に竣工、4月より操業を開始した。
●鷲宮ガス
18年7月より電気取次販売(鷲ガス電気)を開始。
●大東ガス
FITの終了に伴い、20年1月から開始した太陽光発電によって発生した余剰電力の買取および蓄電池の販売促進を継続して行っていく。
また、21年度から高圧電力をご利用いただいている顧客へのCO2フリー電力メニューの運用を開始し、今後は低圧に向けたメニューの構築も行っていく。
●伊奈都市ガス
電力小売事業(代理販売)の拡大。
●堀川産業
電力販売、駆け付けサービス、会員優待サービス、光回線サービス、キッチン・バスのリフォームを実施。
●フジオックス
コインランドリー事業への参入(6月に埼玉県越谷市内に1号店をオープン)
●野田ガス
ガス供給事業だけでなく電力契約獲得の推進、顧客の生活に関連したリフォーム商材として水回り商材の販売・施工、業務提携による外壁塗装請負はすでに運営しており、今後も顧客ニーズを聞きながら「快適な暮らしを提供する頼れる地域のガス会社」を目指し新たな事業を模索していく。
●銚子ガス
小規模の事業所なので新たな分野への進出はすぐには難しい。引き続き顧客との信頼関係を大事にし、他事業者への流出を防いでいくことを優先したい。
●白子町
他燃料からの転換に際し、国の補助金制度を活用し推進を図る。
●東日本ガス
新規事業としては実施中、実施検討はないが、現行事業でのICT(情報通信技術)化を進め、より高度な顧客提案を実現し、さらなる信頼を得られる様に拡販していく方針である。現行事業でのICT化導入事例として、顧客向け自社グループアプリ「マイニチガス」を活用した案内を展開し、保安周知実施やアプリ上案内により紙面チラシの削減を実現している。
●京和ガス
大口の顧客にCNガスの提案をする。電力販売は、自社小売電気と代理店電気契約を併用して顧客に適切なプランを提案する(CNも含む)。
●ニチガス
メーター管理、保安業務といったエネルギー事業関連サービスと、データのプライバシーを強固に保護したエネルギー託送プラットフォームとして他社に提供を開始した。これは、仮想空間テクノロジーを軸に、プラットフォーム上から事業者間の共創連携を図るソリューション・パッケージ・サービスであると同時に、効率的なエネルギー提供を通じ、株主利益とESG(環境・社会・ガバナンス)の両立を目指すものである。
●昭島ガス
新規事業の予定はないが、今後もガス需要の拡大に向けて努力していく。
●青梅ガス
16年4月より小売電力事業を開始。19年1月より当社のグループ会社にて不動産事業を開始。
東京都は住宅メーカーなどを対象に新築物件の屋根に太陽光パネルの設置を義務付ける新制度を創設するようだが、既築住宅への太陽光発電普及も視野に入れて太陽光ビジネス事業など脱炭素事業を検討中である。
●武陽ガス
電力販売については、家庭用の低圧電気や業務用の高圧電気販売をガス利用の有無にかかわらず積極的に進めていく。また社内にて電気工事士、給水装置工事の資格取得を順次進めるなど、新たなサービスの創出に向けて準備を進めていく。
今後は既存の都市ガス事業に加えて、地域住民や地域企業と連携を図り、新たな地域の魅力創出を進め、「この地域に住み続けて良かった」と思ってもらえるようなサービスや取り組みを実施していく。
●長野都市ガス
再エネ事業の検討。
●上田ガス
顧客サービス向上につながる事業、顧客との関係をより強くできるような事業を検討していく。
●エナキス
エネルギーベストミックスによるコスト削減・環境へ寄与するシステム提案を企業・一般家庭へ実施していく。
●信州ガス
引き続き、グループとしての電力販売を行う。顧客満足につながる商材・サービスを検討していく。
●厚木ガス
PPA事業を検討。
●秦野ガス
16年から取り組んでいる電力販売において、さらなるシェア率の向上のため、「生活まわり駆けつけサービス」の後継サービスとして、当社独自の「水まわり駆けつけサービス」を開始した。20年度に開始した、当社電気の顧客向けの付加価値サービスである「ガス機器延長保証サービス」も継続実施している。その他の新規事業については現在検討中。
●小田原ガス
昨年策定した「VISION2030」の具体的な行動に向け、若手社員を中心としたメンバーによる「新規事業具体化研修」を開催。これにより提案された五つの事業について、22年度中に事業化に向け着手する予定。
●湯河原ガス
供給区域も含めの周辺の地域に適した事業を、現在、検討中である。
●東京ガス山梨
東京ガスグループ企業や地元企業等との連携により、東京ガス電力の販売を強化していく。
●吉田ガス
電力販売・太陽光エネルギーサービスやガス機器、消火器リースおよび水回りのリフォーム事業を商材としメンテナンス体制を充実させて、顧客の足元まで踏み込み、困りごとなどの御用聞きができるよう地域に密着した企業を目指している。
●伊東ガス
エネルギーについては、30年までのCO2削減目標に向け、大型施設のLED化やコージェネの導入、PPA事業など積極的な提案を継続する。
エネルギー以外については、22年3月22日付で策定したSDGs宣言書に従い、市民の健康促進とペットボトル削減による環境保護(CO2削減・海洋プラスチックゴミ削減)に貢献するため、パートナー企業と連携して新たに水の事業を展開する。
今後は人口減少・高齢化が進む中、空き家の見守りサービスを発展させ、魅力ある街づくりに向けた空き家事業の展開を検討するほか、住みやすい街づくりに向けて新たなサービスの導入を検討していきたい。
●下田ガス
電力取次販売、余剰電力買取サービス、太陽光エネルギーサービス(PPAモデル)。
●御殿場ガス
グループ戦略でもある「SHIZGASでんき」の獲得施策を継続的に実施し、顧客との結びつきをさらに深める。また、業務機会を通じて、リフォームを始めとする生活関連商材の提案営業も同時に展開し、地域でのプレゼンスを高めていく。
●島田ガス
SHIZGASでんきの代理店として、電力の普及拡大を進めるとともに、ガス需要家以外に対しても、卒FIT電源の買取に積極的に取り組んでいる。ガス以外の商材としては、非常用備蓄用品や発電機をセットにした防災商品「あんしんくん」に加え、顧客の生活に役立つような新商材の開発を進めている。
●中遠ガス
掛川市と民間事業者等が手掛ける、電気小売事業と地域課題解決事業を目的とした新電力会社の設立に当たり出資を行い、地域循環創出の一翼を担っている。
●袋井ガス
新規事業ではないが、小規模リフォームを拡充していきたい。
●東海ガス
昨年度より一般家庭向けの宅配サービスを開始した。サービスメニューを拡大し、利用者数および利用回数の増加を図り、事業の拡大を目指す。また今年度より、市の指定管理者として、地元の総合運動施設の運営・管理に携わることとなった。ここでも新たな事業を創出していく。また自社ショールームの敷地内でのコインランドリーを8月頃にオープンする予定。公共施設を活用したキャンプ場のオープンを23年4月に予定しており、今年度中に準備を進める。
●犬山ガス
従来の水回りのリフォーム事業に加え、外壁塗装や玄関ドア取換工事等、さらなるリフォーム事業の拡大展開を図るとともに、住宅まわりの軽作業(網戸・襖・畳等の張り替えやハウスクリーニング)の代行サービスを拡充している。また、オール電化住宅向けの商材も積極的に取り入れていく。
●上野都市ガス
グループ企業が取組む自家消費型太陽光発電事業(PPA)に21年度から参画し、今年度も企業様への導入提案を進めている。
●名張近鉄ガス
取り巻くさまざまな環境、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、持続的成長に向けた新規事業、新サービスを引き続き検討している。
生活総合プラットフォーム構築に向け昨年度開始した「生活サポートサービス」のさらなる拡充(22年5月水宅配サービス開始)、再エネ志向の高まりによる太陽光発電提案、ガス料金支払手数料コストダウンの検討など名張近鉄ガスとしての総力を結集した顧客増と防衛の取り組み、新たな収益源確保の実現に向け取り組んでいく。
●大垣ガス
今回のロシアのウクライナ侵攻が天然ガスの高騰に拍車を掛け、電力小売に大きな影響を与えており、今後どうなっていくのか先が全く見えない。大きな懸念事項である。
●日本海ガス
新築戸建住宅を対象に、エネファームと太陽光発電を活用したZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)達成支援サービスを開始。自社関連施設にCN都市ガスを導入し、大口顧客への提供を開始。地産クレジットを活用したオフセットスキームを検討する。
ビジネスプランコンテストを定期的に開催。ビジネスインキュベーション施設の運営を通し、新ビジネス創出を志す起業家を支援。富山県や地方への移住、ワーケーションを気軽に試すことができる移住体験サービスを開始。
平時はエネルギーを面的に利用し、地域の再エネを最大活用。停電時・災害時は、一般送配電事業者の系統線を活用して地域に電力を供給するマイクログリッド事業を検討する。
●高岡ガス
地元電力会社と提携した「ガスと電気のセットサービス」を実施。住宅リフォーム事業のさらなる受注拡大。タブレットを用いた営業などデジタル技術の活用。家電製品の取り扱い。
●金沢エナジー
当社が事業譲受する以前(市営)、全量を電力会社に卸販売していた自社保有の水力発電所由来の電気について、小売り販売を検討している。
●小松ガス
当社はこれまでガス専業で事業を行ってきたため、経営多角化については、金融機関やコンサルとも相談の上、慎重に検討していきたい。現時点で具体的な新規事業が想定としてあるわけではない。
●福井都市ガス
今年度も昨年度に引き続き、ガス事業以外の新規事業を立ち上げる計画はなく、これまで事業開始以降の2年間で培ったガス事業のノウハウをさらに深化させる。特に特に世界情勢の先行き不透明な昨今において、原油価格が高騰し、エネルギーの多様化について叫ばれている中で価格面だけでなく環境面等においても都市ガスの優位性について顧客に理解を得られるよう努める。また、都市ガス事業だけでなくLPガス事業についても取り組んでおり、顧客のニーズに合わせた選択肢を増やしている。
●越前エネライン
地域一番の保安力・きめ細かい営業活動の強みを活かし、当社都市ガス供給区域外の顧客を中心にLPガス供給を積極的に展開する。将来的には社会福祉協議会等と連携した見守り活動等、生活関連サービス事業等の拡大を目指した取り組みを目指す。
●丹後ガス
管理人業務。
●福知山都市ガス
電力販売に取り組んでいる。
●長田野ガスセンター
昨年から代理店として電力販売を実施した。
●大津市
導管事業のほかは特になし。
●大和ガス
電力は大阪ガスの取次代理店として取り組んでいる。ガス料金「すまいる割」と大和ガスの電気とのセット契約による経済性を武器に、顧客接点を生かし提案している。また、宅配水とインターネットサービスで顧客の快適な暮らしをサポートしている。宅配水は、関連会社の大和ガス住宅設備がアクアクララの代理店となり、営業提案からボトルの配達まで全て社員で行い、接点強化を図っている。
また、ウェブでガス料金・電気料金を確認できるサイト「My大和ガス」を構築。新設した大和ガスLINE公式アカウントとともに、新たなサービスとして展開している。
●五条ガス
水道関係=簡易な水栓の取り換えから、水栓の増設等、自分たちでできることを増やしている。ガス給湯機器の取り換えの際、古い水栓等からの取り換え提案ができるまでを目指している。最終的には、キッチンや浴室といった水回りのリフォームの提案ができるようになることが目的。
●桜井ガス
電力販売・通信事業等の新規事業は現在のところ考えていない。
●新宮ガス
電力販売、防災リュックの販売等。
●大武
電力販売は既に開始しており、その他の新規事業の予定は現在のところはない。
●河内長野ガス
「KGでんき」を大阪ガスの取次として進めており、大阪ガスが展開するさまざまな料金プランについて、内容を精査し当社のプランに加えるなどの検討を進める。
●豊岡エネルギー
リフォーム事業の拡大を目指し活動展開中。
●篠山都市ガス
電気の供給および販売、通信機器、食料品の販売。
●伊丹産業
現在、特になし。
●津山ガス
18年より都市ガス区域外でのオンサイト設備によるLNG販売を、21年より工業団地内での小売事業を開始した。災害の少ない土地として注目されている岡山県北部には、現存の工業団地にある工場に加え新たな誘致企業が進出する可能性があると考えており、同じような形態での取り組み先を今後も模索していきたい。エネルギー以外の分野で具体的な新規事業については今のところ予定していない。
●水島ガス
電力分野に関して、将来の小売販売開始を目指して、連携先やスキーム等の検討を進める。
●福山ガス
現在実施中=リフォーム事業、宅配水の販売代理店業務。
●因の島ガス
ミネラルウォーターの販売や浄水器一体型蛇口の販売等を行っている。
●米子ガス
電力小売販売。
●出雲ガス
16年、低圧電力全面自由化により同年小売電気事業者登録を行い、電気小売事業を開始。電気小売事業については、既存のガス顧客に対するエネルギー提案として開始したものである。今後は、非ガス顧客に対しても事業展開していけるよう検討していく。
また、今後の事業展開として、地域が豊かになる事業をしっかりと模索し検討を進める。新規事業においては、非ガス顧客との新たなつながりを確立していくことを考えたい。
●大牟田ガス
子会社で取り組んでいるリフォーム事業の拡大。グループ会社の電気の媒介に注力する。
●筑紫ガス
新規事業として、保育事業への参入を現在検討している。当社エリアでは、全国的に見ても待機児童率が高い自治体となっており、早急な児童施設の設置が必要な地域である。
自治体の抱える待機児童問題の解決に向けた市の施策と合致し、子育て世代への大きな支援とその世代から支持されるものと考える。このことから、この事業が地域活性化につながり、さらには、企業活動としても投資に見合う形を作り上げる中での持続可能で安定的な事業となると考えている。
●唐津ガス
現在、福祉用具のレンタル・販売事業を行っているが、継続してきたことで、徐々に地域内での認知度も上がってきた。今年度は、人員を増やし、拡大中。また、入札関連事業では、現在の管工事、土木工事に加え、水道工事事業にも参加していく予定。
●エコア
新規顧客営業による供給区域内普及率を増加させる。電力会社と提携しより安定した電力の供給販売。既存顧客にハイブリッド給湯器などを提案し、ガスの増販につなげる。
●南日本ガス
グループ会社において、エネルギー関連では電力事業・新エネルギー関連事業に取り組んでいる。エネルギー関連以外では、リフォーム事業・生活関連サービスを行っており、昨年度からは家電販売事業も開始した。
●国分隼人ガス
電気販売事業=ガスと電気のセット料金割引の検討。リフォーム事業=グループにてリフォームフェア共同開催。
●出水ガス
電力は日本ガスの取次販売店になっている。
●沖縄ガス
再エネ由来の電源開発として、太陽光発電開発、下水道処理場から発生する消化ガスを利用したバイオマス発電開発を行う。