鳥原会長会見―2030年ビジョンのロードマップを作成、分散型エネ普及を全国展開 【1面】
日本ガス協会の鳥原光憲会長は17日、東京のエネルギー記者会と会見しし、今年度事業計画の概要を説明するとともに、当面のエネルギー問題への見解を表明した。今年度は一昨年策定した2030年ビジョンの「達成への道程を検討し、具体的な取り組みを展開する」とし、天然ガスコージェネレーション、家庭用燃料電池、ガス空調、燃料転換、天然ガス自動車の普及拡大について「ロードマップ(行程表)作成を開始し、各事業者の状況に応じて、実行可能なものから順次全国展開を図る」と述べた。