売電事業に参入、神戸市施設の屋根借りも/ノーリツ 【13面】
ノーリツ(國井総一郎社長)は18日、太陽光発電パネルを生産している加古川工場(兵庫県加古川市)に設置した大規模太陽光発電システムを稼働し、太陽光発電による売電事業へ参入した。電力は関西電力などに全量売電する。
約3億円を投じ、同工場の屋根に太陽光発電パネル約4000枚を設置した。出力規模は983kW、年間発電量は一般家庭約150世帯相当の約69万9500kWh。売電収入は年間約3000万円と見込む。年間約270tの二酸化炭素(CO2)排出量を削減できるとしている。