太陽光の新製品競う、燃料電池セミナーも開催/PVJapan 【5面】
太陽光発電に関する総合イベント「PVJapan2013」(主催=太陽光発電協会)が24~26日、東京ビッグサイトで開かれた。住宅用太陽光発電では内外のメーカーが、高効率化、大容量化した新製品や手厚い保証サービスを競った。
パナソニックは22日から出荷したモジュール変換効率19・1%と業界最高水準の太陽光発電の新製品を展示。240Wパネルが約14万円で、従来同等品より4万円程度安く、保証年数も10年から20年に長期化させた。
東芝は、寄棟屋根などのフィット性を考慮した小型の台形モジュール「Vシリーズ」を展示。さらにパネル本体や周辺機器に問題があったとき、15~20年の期間内は何度でも、修理・交換・工事を追加負担なしに東芝が行う「パワフル保証」(有償)の説明にも力を入れた。保証料は主流の4kWタイプで3~4万円。