需要開発運動が始動 GHP、LPG車が順調/全L協 【6面】
全国LPガス協会(北嶋一郎会長)は20日、需要開発推進委員会を開き、今年度から業界を挙げて推進している需要開発推進運動の4~6月の推進状況を取りまとめた。同運動は「進化するLPガス」「究極のライフラインLPガス」「人を育むLPガス」の3カテゴリーを切り口に高効率機器の販売強化、公共施設や避難所へのLPガス機器導入促進、火育・食育の啓蒙活動を今年度から3カ年にわたり展開するもの。順調に運動を展開する県がある一方で、まだ本格的な動きのない県もある。
まず、イベント参加状況は「決起大会」が33都道府県で開催され、参加会員数は3608社(22%)。「FCセミナー」の開催実績はゼロだが、関東ブロックのみが9月27日に開催予定となっている。「涼厨セミナー」は北海道11人、仙台3人、東京7人、名古屋28人、大阪9人、広島7人、福岡13人で全L協5人を加えて計78人が参加。「エコジョーズ施工研修」は全国17会場で開催し1261人が参加。「Siセンサーコンロちらし」は22万3364枚をあっせん配布。「火育マイスター講習」は19社78人が受講。コラボの「親子クッキング大会」への参加は20社で、独自企画の検討も数県ある。