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■ 四国ガス・ガス生活館PIPOT―「マルシェ」で集客、初の有料イベントに手応え
四国ガスのショールーム「ガス生活館PIPOT」(ピポット)は1990年に1号店を香川県高松市に開店し、現在は愛媛県松山市、今治市、高知県高知市、徳島県徳島市の4県5カ所に設置する。各地の営業拠点としてガス機器展示を行うほか、料理教室・カルチャースクール、スペースレンタルなどを通じて、地域密着を図っている。
今年4月、料理教室・カルチャースクールへの参加者が全館で累計10万人に達した。同社は記念イベントとして、全てのピポットで「ピポットマルシェ」を大々的に開いた。 マルシェはフランス語で「市場」という意味。フランスでは広場や通路にテントを設置して肉や魚、野菜などの食料品を販売し、客は店の人と会話を楽しみながら買い物する。お祭りのようなにぎわいだ。ピポットマルシェはこの雰囲気をお手本に、名産品やお菓子、雑貨、本、家具、花など、その土地ならではの品物を扱う10~15店に出店してもらった。
クッキングスタジオでは、各料理教室の人気講師が作るワンプレートビュッフェ(500円)を行った。イタリアンや中華、パンなどの講師がそれぞれその場で調理し、参加者は調理のコツやポイントを聞いたりしながら、出来立てを一皿に盛り付けて味わった。 5日間で目標の計1500人が来場した。特にショールームのターゲット層の20~50代の女性客が多く集まったという。
有料イベントに絞った催しは初めての試みだった。ショールームを担当するリビング営業部の山崎一城氏は、「ガス展の経験から、無料イベントがないとお客さまが来ないかもしれないと心配したが、予想以上の来客があり、固定概念が払しょくされる機会になった」と話す。 また、マルシェという言葉をフックに使えば、「食や地域の文化に関心の高い女性には響くということがわかった」(山崎氏)という。
―全文は本紙で |
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