熱・コジェネが論点に、熱導管インフラ整備も課題/長期需給見通し小委 【1面】
総合資源エネルギー調査会(経産相の諮問機関)長期エネルギー需給見通し小委員会(委員長=坂根正弘コマツ相談役)は13日、第2回会合を開き、1月の初会合での意見を踏まえた5つの検討課題の1つに「熱利用、コージェネレーション、水素等」を据え、小委員会で集中的に審議することを決めた。委員からは熱導管インフラの整備なども含め、今後議論を深めるべきとの意見が出された。
資源エネルギー庁が示した検討課題は、(1)エネルギー需要の見通しと徹底した省エネルギー、(2)再生可能エネルギーの最大限の導入、(3)火力発電の高効率化、(4)原発依存度の低減、(5)熱利用、コージェネレーション、水素等―の5つ。この日はこのうち①の省エネルギーについても審議した。