電力+生活サービスを提供 HEMSデータの活用が鍵/福岡県みやま市、エプコ
福岡県南部にあるみやま市(西原親市長)は、2007年に3つの町が合併してできた人口4万人の自治体である。
市域の大半が筑紫平野に含まれる平地で、日照にも恵まれた温暖な地域であるため、農業が盛んな地域だ。また、こうした地域特性を生かそうと太陽光発電設備の普及にも力を入れてきた。
同市は14年8月から電力小売り支援事業を手掛けるエプコ(磯部達・スマートエネルギーカンパニー社長)と連携し、「みやまHEMSプロジェクト」に取り組んできた。4月からHEMSを活用した生活関連サービスの提供を始め、電力小売りが全面自由化される2016年4月以降は家庭向けの電力供給を行う計画だ。