九北幹線の供用開始、ガス広域供給体制が確立/西部ガス 【1面】
西部ガスは4日、新高圧輸送導管である九州北部(九北)幹線の供用を開始した。これにより、ひびきLNG基地(北九州市)から同社最大の需要地の福岡地区までの高圧輸送導管の複線化が完了した。
九北幹線はひびきLNG基地と需要地の福岡をつなぐ2本目の高圧輸送導管で、ひびきLNG基地から的野ステーション(福岡県糟屋郡新宮町)までの約58キロメートルを結ぶ。的野ステーションで福岡地区まで通じている既存の古賀幹線に接続した。そこから下流は古賀幹線と福北幹線で複線化されていた。