集約制御事業後押し、市場ごとに環境整備へ/エネ庁 【5面】
資源エネルギー庁は、複数の分散型リソースの一体的な制御により市場で取引される電力量や容量などの価値を生み出す「アグリゲーション(集約制御)事業」の活性化を目指している。アグリゲーターの参加促進に向けた課題を市場別に検討するなど環境整備に本腰を入れる方針だ。供給安定性を維持しながら再生可能エネルギーの主力電源化を実現するためには、同事業の発展が欠かせないためだ。エネファームを含めたガスコージェネレーションも、主要なリソースとして期待されている。