水素関連事業に注力、30年に向けた事業方針発表/川崎重工 【6面】
川崎重工業は2日、都内で事業方針説明会を開き、2030年に向けたグループビジョンを発表した。今後注力する分野の一つとして「エネルギー・環境ソリューション」を掲げ、将来の成長が見込める水素利活用事業の推進に力を入れる。21年4月にエネルギー・環境プラント事業と船舶海洋事業を統合し、両事業にまたがる水素関連事業を一体運営することで強化を図る。橋本康彦社長は、「水素をはじめとした成長分野・新規事業に投資し、持続的な成長を追求していく」と語った。