【新田八朗氏インタビュー】日本海ガス元社長 富山県知事選に当選 公益事業の経験を県政に 地方ガスは行政と連携を
10月25日投開票の富山県知事選で日本海ガス元社長の新田八朗氏が28万5118票を獲得し、初当選した。今後の抱負とガス業界へのメッセージを聞いた。
――昨年12月に立候補を表明しました。
その1カ月前の11月に日本ガス協会(JGA)が盛岡市で「地域活性化フォーラム」を開催した。日本海ガス社長、またJGA地方委員会の委員長として参加し、資源エネルギー庁の下堀友数ガス市場整備室長から「これから地方ガス事業者は地方創生の中心的な役割を担う」という力強いエールを頂いた。実はこの時にガス事業者の社長以上の立場で地域に貢献しようと決意した。今回、県知事選に挑戦し多くの方のご支援を頂き、当選することができた。9日から県知事という新たな立場で富山県の活性化のために大いに働きたい。