暮らしとまち未来会議 オンラインでシンポ同時開催/ウィズガスCLUB 【7面】
基調講演は、三菱総合研究所の武田洋子シンクタンク部門副部門長が登壇。武田氏はコロナが与える世界・日本経済への影響を経済指標や同社の調査から読み解き、ポストコロナ時代に目指す社会を展望した。コロナ危機は(1)持続可能性の優先順位の上昇、(2)集中から分散・多極化、(3)デジタルの加速とリアルの融合―という三つの潮流をもたらすと指摘。レジリエント(強じん)で持続可能な社会を目指すべきと結論付けた。経済成長の種となる個人のニーズを満たすサービスを提供する一企業として、ガス事業者にエールを送った。