60ヘルツ機をモニター設置、400キロワット高効率コージェネ/西部ガス 【6面】
西部ガスは7日、ハウス食品の福岡工場(福岡県古賀市)に、最新の高効率ガスコージェネレーションシステム「XIA」の60ヘルツタイプ1号機をモニター導入したと発表した。XIAは東京ガスと東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)が共同開発した400キロワットクラスのコージェネ。
総合エネルギー効率83%とトップクラスの性能を有しているのが特徴だ。停電時発電(BOS)機能を標準搭載しており、導入先のエネルギーセキュリティーの強化にも資する。約40基が導入済みだが、これまで50ヘルツタイプしかなく東日本のみで普及していた。
西部ガスは同製品の高い性能に着目し、TGESとともに60ヘルツタイプを開発。そのモニター設置先を探した結果、ハウス食品福岡工場に決定した。