大阪ガスが初の洋上風力、唐津市沖で60万キロワット規模 【1面】
大阪ガスとアカシア・リニューアブルズ(本社・東京都中央区)は7月31日、佐賀県唐津市沖で洋上風力発電事業を計画し、環境影響評価法に基づく初期プロセス「計画段階環境配慮書」を経済産業省と関係自治体に送付したと発表した。
大阪ガスが洋上風力の事業計画を発表したのは初めて。9月2日まで1カ月間、配慮書を関係自治体庁舎や2社のホームページで縦覧し、地元住民らの意見を取り入れた上で、海洋調査など環境アセスの手続きを進める。
発電機は着床式で事業規模は最大出力60万キロワット。1基当たり8000~1万2000キロワットの発電機を唐津市の沖合約1万3000ヘクタールに最大72基設置する計画だ。工事期間は着工から3年を予定している。着工日は未定。