東京ガス発のベンチャー、酒井陽平スミレナ社長に聞く「暮らしブランド」目標に
東京ガス発のベンチャー企業スミレナが6月17日、最新の住宅設備を初期費用なしで利用できる「暮らしの月額定額制サービス」を開始した。酒井陽平社長(34)は、顧客の声を商品やサービスに迅速に反映し、将来は「暮らしの総合ブランド」を目指したいと意欲を語る。
――スミレナのミッションは。
住宅設備業界は、新築着工数やリフォーム市場の停滞、住宅取得世代の所得が伸びないなど、多くの課題を抱えている。「所有から利用へ」の流れに乗り「本当はもっといい暮らしがしたい」という人たちに、デジタル技術を使った新たなアプローチでソリューションを提供したい。