太陽光250kW以上に、来年度FIT入札固まる 【5面】
固定価格買取制度(FIT)に基づく再生可能エネルギーの買取価格などを決める経済産業省の調達価格等算定委員会(委員長=山内弘隆一橋大特任教授)は22日、2020年度の入札制度の詳細を固めた。事業用太陽光の対象範囲を今年度の500kW以上から250kW以上に拡大するほか、着床式洋上風力を新たに入札対象に加える。発電事業者間の競争を促す入札制度は、現在のFITの仕組みにおける国民負担抑制策の柱。制度の拡充により、その政策目的のさらなる達成を目指す。