【文化】各地でシェアサイクル、観光活性化、低炭素にも 【14面】
東京都心で赤い電動自転車に乗るサラリーマンの姿をしばしば見かけるようになった。スマートフォンで手続きして借りて、好きな場所で返却できる「シェアサイクル」だ。ちょっとした移動や観光客が地域を回遊する手段としても重宝され、全国で広がり始めている。
どんな使い勝手なのか、江東区の豊洲駅前から東京ビッグサイト付近を経由し、東京駅までのルートで記者も試してみた。利用したのはNTTドコモ子会社のドコモ・バイクシェアの赤い電動自転車だ。都内10区で利用することができる。
まずは、自転車を借りたり返却したりする場所の「サイクルポート」に行き、スマホのアプリを使って自転車を予約。暗証番号が送られてくるので、自転車に搭載されているパネルに番号を入力してロックを解除して出発した。最終目的地に近づいたら、アプリで最寄りのサイクルポートを探して返却。料金は会員情報として登録しておいたクレジットカードで決済した。