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大型LNG投資決定 5年ぶり、供給懸念薄らぐ/カナダ初のLNG 【1面】
 カナダ産LNGの輸出を目指す大型プロジェクト「LNGカナダ」(リーダー=ロイヤル・ダッチ・シェル)が2日、2020年代半ばの出荷開始を目標に最終投資決定(FID)を行った。年産1400万tの液化能力を持つ輸出基地の建設を近く始める。この規模のFIDはロシアのヤマルLNG(1650万t)以来5年ぶり。本件が引き金となって後に続く動きが広がるとの見方も浮上しており、市場にくすぶっていた先行きの供給力不足の懸念は後退しそうだ。

 輸出基地はカナダ西海岸、ブリティシュコロンビア州キティマット湾に建設する。LNGカナダの強みは立地の良さと潤沢なガス資源。日本への輸送日数は約8日間。パナマ運河を通る米国産の約半分だ。航路には海賊などに襲われるリスクが潜む狭い海峡もない。カナダ北西部には巨大なシェールガス鉱床があり、LNG原料となるガスの価格は低位安定している。昨年は米国の市場価格の半値程度だった。

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