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米産LNGに追い風 原油高騰で競争優位に 【1面】
 原油市況が上昇傾向を強めている。米原油先物(WTI)は10日(現地時間)、1バレル71・36㌦に上昇、2014年11月以来、3年半ぶりの高値水準となった。昨秋以降の石油製品需給の引き締まりに加え、8日に米国がイラン核合意離脱を表明し、地政学的リスクの高まりから市況上昇に弾みがついた。日本はLNGの大半を原油価格連動で輸入しており、原油高騰はLNG輸入コストの上昇につながる。

 こうした中、原油リンクではない米国産LNGに注目が集まっている。米産は価格が低位安定しており、原油高騰局面では競争力が相対的に高まる。日本のガス・電力会社は今年から米産の調達を本格化させる予定で、中期的に原油高騰リスクの緩和効果が期待される。

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