天然ガス位置付け評価、総合エネルギー産業目指す/尾崎会長会見 【2面】
日本ガス協会の尾崎裕会長は12月12日、東京でエネルギー記者会と会見し、都市ガス業界の現況を説明するとともに、議論が進むエネルギー基本計画策定、ガスシステム改革について考えを述べた。
6日の基本政策分科会で示された意見案で、天然ガスが「その役割を拡大していく重要なエネルギー源である」と位置付けられたことを高く評価した。天然ガス関連政策の方向として価格の低廉化、利用形態の多様化、有事における強靭性の向上が挙げられたことも、「都市ガス業界の取り組みと一致する」とした。